キャリアプランの立て方は職種によって違いがありますが、基本となっている部分はそんなに変わることはありません。医療機関で働く薬剤師なども同じように将来の姿をイメージして、自分の仕事に対する姿勢などを含めてモチベーションを上げていくことができます。
今現在働いている人だとキャリアが何年で転職をしているのかどうか、また過去に経験したことなども紙に書きだし棚卸しをしていきます。棚卸しをしたときに得意分野などがあれば、それを書いておき何か評価されたことがあれば、そのポイントも示しておくことです。
深く考えることで自分の潜在的なこともわかってきますし、時間をかけていけば何か違った自分を見つけることもできるようになります。そうなってくると面倒だと感じるキャリアプランでも将来の目標が立てやすくなり、自分の道がわかりやすいので加速的に成果を上げることができます。
もしなかなか自分のことを棚卸できない場合には、職場の先輩や同僚に協力をしてもらうことでわかってくることもあります。職場の先輩だと言いにくいことも素直に言ってくれるかもしれませんし、同僚には核心をついたことを教えてもらえる可能性も少なくありません。
先輩は仕事のことをまだわからない頃のことから知っている人だと、良い部分と悪い部分を理解してくれているので、効果が高いといえます。同僚はプライベートなことを知っている人だと、キャリアプランを立てるには良いアドバイスをくれることで助かります。
こういったキャリアプランの立て方として「価値観」を重視することはもちろん、やりがいを感じることで仕事への見方も変わります。薬剤師は働き方が増えていることで、独身の右も左もわからない時代から結婚して家族を持つ時代、そして子供たちを育て旅立った時代への移行があり、価値観の変化あります。
これらは仕事内容とは違って価値観が変わることは当たり前で、何をチャレンジするかによって大きな意味を持つようになります。人によっては独立開業を目指す人もいるので、これはいきなりは出来ませんから、前もって準備をするにはキャリアプランの必要性が高いです。
また公私ともに充実することはメンタルヘルスの考えから見ても、心の健康を作ることができるので成果を上げやすいといえます。