薬剤師の免許を交付してもらう際に提出しなければいけない書類の一つが、免許の申請書です。申請書に記入しなければいけないことは決まっていて、正しく記入しないと交付が受けられません。ここでは、免許の申請書に記入すべきことについてご紹介します。
薬剤師の試験に合格した人が免許を交付してもらうために提出すべき免許申請書には、所定の欄に必要な事項を順番に記載していきます。申請書の一番上部に記入する欄があるのは、免許の交付を申請する人が受験して合格した試験の詳細です。
申請書には平成と令和の文字がそれぞれ印刷されているので、試験が開催された年に該当する方を選んで丸で囲みます。次にそれぞれの元号の何年何月に開催された試験であるかを、申請書に記入することが必要です。合格した年を間違えて記入してしまうと書きなおす必要があるので、自分が合格した試験の開催された年はしっかりと覚えておいた方が良いでしょう。
申請書には第何回目の試験に合格したかも記入する必要があり、自分が合格した試験の開催回数を間違えずに覚えておく必要があります。
免許を交付してもらうために提出が必要な申請書には、合格をした試験が開催された受験地も記入する必要があります。あわせて記入が必要になるのは、合格証書番号です。注意しなければいけないのは、記入しなければいけないのは受験番号ではなくて、あくまで合格証書番号であることです。
試験を受ける時に使用した受験表などに記載されているのが受験番号で、試験に合格した人だけに送付される合格証書に記載されているのが、合格証書番号です。この2つの番号を間違えて記入してしまうと正しい申請ができなくなってしまうので、必ず合格証書番号の方を記載する必要があります。
合格証書番号は合格証書の左側に書かれているので、正しい番号を書けるようにするために、合格証書を見ながら記入するのがおすすめです。
薬剤師の免許を申請する人は、申請書に罰金に関することも記入する必要があります。記入が必要となるのは、申請をする人がこれまでに罰金以上の刑に処せられたことがあるかどうかということです。罰金以上の刑に処せられたことがある人は、その罪と刑、刑の確定日の記入が必要です。
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