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調剤薬局を選ぶ前に知っておくべき就労時間

2025年01月30日
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調剤薬局は薬剤師に人気の就職先の一つです。希望理由の多くは、その業務内容に対する興味によるものですが、中には就労時間に魅力を感じている人もいるようです。調剤薬局では、営業時間を一般的な企業の就労時間と同じような時間帯に設定しているところが多いです。しかし、実際には残業もあるので、事前にその原因を知っておくことも大切です。想定外の就労時間に不満を感じることもなく、前向きにワークライフバランスの調節に取り組むことができるようになります。

隣接する病院やクリニックの状況に影響を受ける

調剤薬局には、隣接する病院やクリニックで診察を受けた患者さんが、診察の際に医師によって発行された処方箋をもってやってきます。調剤薬局は、その処方箋に基づいて調剤した薬を渡すことになります。ですから、隣接する病院やクリニックの患者さんがいる限り、営業を終了することはできません。

患者さんが多くなると、診療時間を過ぎても対応する病院やクリニックは珍しくありません。この結果、営業時間が明確に示されていても、定時に終了することができずに残業状態になるというわけです。

季節によって大きく患者さんが増減する場合がある

季節によって患者さんの数が大きく増減する診療科目があります。例えば、隣接する病院やクリニックに内科がある場合は、冬になれば季節性疾患の患者さんが増えます。早く対応しなければならない場合が多いため、診療時間を過ぎても、来た人すべてを診るまで終わらないことが多いです。

当然、調剤薬局も同様に延長して営業を続けることになります。

調剤薬局の仕事は患者さんがいる時だけではない

患者さんが増えて、営業時間が伸びてしまうことが残業の原因になることが多いですが、他にも原因はあります。業務内容を整理したり、これから行う業務の準備をしたりすることも重要な仕事です。

患者さんがやってくる時間帯に対応できない場合は、営業時間外に処理することになります。外から見ると、営業時間が就労時間のように見えますが、実際にはそうではありません。繁忙期は営業時間内に処理することが難しくなるため、残業して対応することが多くなります。

患者さん対応だけで営業時間を超えてしまっている場合は、大幅な残業になることもあります。ある程度は事前に予測できることなので、それらを踏まえてワークライフバランスを考えることが重要になります。

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