給料の高さや仕事のやりがいばかり優先して職場を選んだ結果、プライベートの時間が減ってしまい後悔してしまう場合もあります。では休日や自由に使える時間を優先して職場を選びたい場合、どのような点に注目したらいいのでしょうか。
収入面の不安から、正社員にこだわって仕事を探しているという方も多くいます。ですが休日や自由に使える時間を増やすことを優先したいと考えているのであれば、正社員にこだわるのではなく、派遣やパートタイムでの働き方も含めて幅広く検討していくのも1つの手です。
非正規の働き方を選んでしまうと、収入が大きく減ってしまうことを心配してしまう方もいます。しかし同じ非正規の働き方でも、一般の職種と比較すると薬剤師は給料が高めという特徴があげられます。
そのため非正規でも一般平均よりは多く稼ぐチャンスがあるという点を理解したうえで、幅広い働き方を検討して、自分が無理なく働ける環境を探っていきましょう。
働いて稼ぐことも大切ですが、休みが不規則、夜勤があるなどの場合にはプライベートの時間がしっかりと確保できない、しっかりと睡眠が確保できずにストレスが溜まってしまうなどのリスクがあります。そこでしっかりと休む時間を確保するためにも、完全週休2日制の薬剤師の職場で働くのも1つの手です。
特に製薬会社などの場合には、完全週休2日制で働けるケースが多くなっています。雇用条件は職場ごとに異なるので、決まった曜日に休みが取得できるのか、自由に使える時間はどのくらいか確認しながら職場の候補を絞っていくことが大切です。
プライベートの充実を考えて選ぶべき職場の条件は、休みが取得できるかどうかだけではありません。休みがしっかりと取得できる環境だとしても、残業が多いもしくは夜勤が多いなどの場合には、生活リズムが乱れて十分に休めない、プライベートの時間が確保できないと悩む方もいます。
同じ薬剤師の仕事であっても、残業の発生しやすさや夜勤の有無は環境によって大きく異なります。例えば入院設備のある病院勤務だと、夜勤や残業が発生しやすくなっています。
一方で閉店時間が決まっている薬局やドラッグストアなら、夜勤や残業が発生するリスクは低いので、休む時間もしっかりと確保しやすいという特徴があげられます。