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資格や経験は一生同じように使うのか

2022年03月29日
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薬に関する資格を取れば薬に関する仕事に携わる人もいればそれ以外の仕事に就く人もいます。一旦就いた仕事を離れて復帰するケースや異なる仕事に転職したりもするでしょう。それぞれで資格がどんな役割を持つのかを考えてみましょう。

一度合格すれば一生仕事は続けられる

学生時代にテストで合格点を取るために暗記をした人も多いでしょう。暗記は一時的に記憶ができますが、それ以後その内容を使わなければ忘れる可能性があります。学生時代の定期テスト以外でも暗記を使う機会はあり、国家資格を取るための国家試験においても使うかもしれません。

薬剤師になるには国家試験に合格しなければならず、その時には暗記で覚えるときもあります。合格後しばらくは暗記した内容を覚えているでしょうが、時間が経過すると忘れてしまう可能性もありそうです。でも一度合格すれば一生仕事はできる制度になっています。

試験に出ることを覚えることも大事ですが、いかに知識や技術を正しく使えるかが大事です。わからないところは勉強しなおしたり調べたりして対応すれば問題ありません。

一旦仕事から離れて再就職するとき

薬剤師は元々女性が多い資格とされていました。そのため女性特有の理由で一旦仕事を離れる人もいます。結婚で離れる人は少なくなってきていますが、出産であれば数か月は離れます。さらに育児ともなると数年は仕事から離れます。

その間も調剤の技術が衰えなければ良いですが、あまりブランクが長いと忘れることも多くなるでしょう。でも再就職がしやすい職業の一つなので安心して就職活動しましょう。

自分だけと考えがちですが、再就職をしようとする人の多くが以前の仕事通りにはできません。受け入れ側もそれを理解しているので、ブランクがある人向けの講習や勉強会なども用意してくれています。しばらくすると徐々にかつての仕事が思い出せるようになります。

異種の職場に転職するときの心がけ

薬剤師の転職として調剤薬局から別の調剤薬局、病院から別の病院などがあります。調剤薬局同士など同種の職場の転職であれば仕事内容は大きく異なりません。調剤薬局と病院はどちらも調剤がメインになるので同じ種類と考えがちですが、人間関係や勤務時間などが大きく変わります。

更に調剤薬局から製薬会社となると全く仕事内容が変わってしまうときもあるでしょう。転職をするのはそれぞれの人の目的や理由があってでしょう。そこでこれまでの経験や知識をリセットするのも大事になります。

調剤薬局から病院に転職するときに調剤薬局の気分のままだとなかなかついていけません。過去の仕事は経験として置いておき、新たな職場で一からやり直す気持ちを持つのが良いでしょう。

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