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薬局勤務の勤務形態と時間についての注意する点

2023年08月20日
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薬局にこれから勤める方は勤務時間や形態が気になるところだと思います。一日に何時間程働くのか、それは大きい病院か、もしくはドラッグストアでの薬局かで勤務形態が異なってきます。給与面でも安心して働ける場所を探したいですよね。できるだけ選ぶべき会社を間違えることがないよう、例をいくつかご紹介していきますので、参考にしていただければ幸いです。

シフト制と休み、残業時間を確認しよう

勤務形態は大体シフト制となっており、大きい病院も個人の病院も、週に約40時間程勤務する形が取られています。9時から出勤し、大体夕方の18時くらいまでが基準と考えてください。

大きい病院の門前薬局であればシフト制ではなく、週5日勤務で1日8時間が目安となり、土日が休みのところが多いです。ですが多くの薬局は、休みもシフト制で異なり、スタッフの人数などに左右されます。個人のお医者さんが開局しているクリニックでの薬局勤務では、それが色濃く反映されます。

個人クリニックは午前診と午後診に分かれており、午後診察が遅くから始まることもあります。それに合わせて薬局も開いているため、もし病院の終わる時間が19時や20時の場合、それまで薬剤師も勤務時間を合わせることになります。

きっちり40時間ではない場合も。要時間確認

シフト制は、一人の勤務時間が40時間程になるよう調整されていると話しましたが、病院あるいはドラッグストアではそうでない可能性もあります。入社前、残業がないと聞いていたのにも関わらず残業による拘束時間が発生することもあるからです。

会社と労働者の間では、労使協定というものが存在します。これは会社側が、1ヶ月残業時間の合計が45時間以内であれば、働かせても良いという規定です。したがって、40時間以上働く場合はプラス45時間までであれば残業代が発生します。

募集条件によっては40時間ではなく、週32時間も存在します。給料が少し少なくなってしまいますが、将来的に家庭を考えている女性の方はこちらの勤務形態を選ぶ方もいます。残業時間が長く感じたり、不審な点がある場合、すぐに自分の合計の残業時間を確認するようにしてください。

ホワイト企業の見極めは休みの日数

求人雑誌はどの募集条件をみても、いまいちわからないという方は年間の休日数を確認するようにしてください。書いてない場合は企業に問い合わせるのもいいでしょうが、きちんとした企業ならば前年度の休日の実績が記載されているはずです。

日数の目安は120日です。これ以下であったり、明確な休みの日数が書かれていない場合はグレーかブラックを少し疑った方がいいでしょう。

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