薬剤師というと夜勤をするイメージがあまりありませんが、病院やドラッグストアでは行うケースも珍しくありません。では夜勤を行う場合、収入やスキルそして時間等でどういったメリットがあるのか詳しく見ていきましょう。
夜勤を行う事で、より高収入が期待出来るというのがメリットです。薬剤師はただでさえ普通のサラリーマンと比べても給料は高いです。そこに夜勤が加わると、深夜勤務という事で通常勤務より25パーセント高くなります。
例えば時給2000円で通常勤務を8時間すると日給1万6000円です。しかし夜勤の場合、同じ8時間労働でも25パーセント割り増しされる為、+4000加算され2万円となります。その為週に1回夜勤をするだけで月の給料もあがり、より高収入が期待出来るというのが夜勤の大きなメリットです。
しかも夜勤だったとしても、当直勤務で患者さんも来ませんし、業務内容がなかったとしても賃金の3分の1はもらえるので体力に自信がある人はやったほうが得です。
自分自身のスキルアップにつながるというのも夜勤のメリットの1つです。夜勤を行う場合、複数人で行う事はほとんどありません。基本的には1人で行う事になります。当然業務は自分の判断で全て行わなければならない為、大変です責任も重いです。
また医療関係の仕事なので、幅広い専門知識も求められます。その為常に勉強をして情報を常に最新のものへとアップデートをし続けなければいけません。これらは非常に大変ですが、夜勤を1人で行う事で責任感も芽生え、判断力や対応力が鍛えられ、それがスキルアップへとつながります。
自分の能力が磨かれる事で、転職して更なるステップアップへの道が開かれるというのも大きな魅力です。
自由に使える昼の時間が増えるというのもメリットの1つに挙げられます。どうしても平日に昼間働いていると、自由に使えるプライベートな時間は夜しかありません。その為用事があっても銀行や役所にはなかなか行く事が出来ないという人も少なくないです。
ところが夜勤なら、仕事明けから次の勤務までの時間が休みになる為、昼間の時間を自由に使える事が出来ます。銀行や役所に行って用事を済ます事も出来ますし、友人と遊びに行く事も出来ます。
さらに朝や夕方の通勤ラッシュに引っかかる事無く通う事が出来るので移動がストレスにもなりません。