薬剤師が働く職場には昼働く日勤の仕事だけでなく、病院やドラッグストア等夜勤のある職場もあります。夜勤は稼げたり、スキルアップにつないだり昼の時間を有効活用出来る等のメリットがあります。その一方で夜勤にはいくつかデメリットもあるので、乗り切るポイントも含めてみていきましょう。
基本的に薬剤師の夜勤は1人体制がほとんどです。その為プレッシャーがかかり肉体的にも精神的にもかなり大変です。日勤の場合は人も沢山いるので、誰かに頼る事も出来ます。
しかし夜勤の場合1人なのであらゆる業務を全て自分でやらなければなりません。当然困った時に相談出来る人も頼れる人もいないので、精神的に負担を感じる人も多いです。また夜勤中心であれば、夜型のリズムも出来てきますが、日勤と夜勤を両方こなしている場合は生活リズムが崩れやすくなる為、体調管理は重要です。
生活リズムが崩れると、睡眠をとっても疲れが取れなかったり、勤務中に眠くなって集中出来なかったりするので注意しましょう。
夜勤は夜働いて、朝に仕事が終わるという勤務体系です。その為友人が昼間に働いている場合、生活リズムが逆なのでほとんど一緒に遊びに行ったり出来なくなるというのがデメリットです。
また夜勤は朝に帰宅するので、同居していても家族ともほんの少し顔を合わせる程度しか出来ません。それに夜勤中心の生活になると、友人と遊びに行ったり出来ないので、友人が少なくなるという人も多いです。
薬剤師が肉体的にも精神的にもつらい夜勤を乗り切るにはいくつかポイントがあります。まず食事する時間に気を付けるという事です。食事をとってからすぐに寝てしまうと、体内で食べたものが消化しきれず睡眠も浅くなり疲労がたまりやすくなってしまいます。
その為夜勤で仮眠をする場合、食事は2時間前までにとっておきましょう。また食べるものも出来るだけ消化の良いものを食べるという事も大切です。他にも常日頃から運動する習慣をつけておきましょう。夜勤をするには体力が必要です。
何故なら夜勤は体調を崩しやすいからです。普段から筋トレやウォーキング等をしてこまめに体を動かして体力をつけておく事で、夜勤にも耐えられる体作りが出来ます。それに日ごろから運動を習慣づけておけば良い睡眠にもつながるので、忙しくても運動はするように心がけましょう。
あと夜勤が終わった後のご褒美を毎回考えておくというのも大切です。夜勤が終わったら美味しいものを食べようとか、好きな映画や漫画を沢山楽しもうとか、ショッピングで沢山買い物をしよう等と決めておくと、仕事がつらくても頑張れます。