薬剤師という仕事は男性よりも女性のほうが多い傾向にあります。女性にとって、ゆくゆく結婚した場合にその後も仕事を続けることができるかどうかは重要ポイントです。調剤薬局やドラッグストアなどで働く仕事は家事育児と両立しやすいのか、また継続しながらのベストな働き方について見ていきましょう。
薬を処方する仕事は収入面も安定しており、ドラッグストアや病院内の薬局など働き場所もたくさんあります。万が一旦那さんが転勤になったとしても、新しい土地で資格を活かして再就職しやすいです。
共働きでしっかり稼ぎたい場合にはおすすめの仕事と言えます。女性が多い職場なので、ママへの理解も高いでしょう。残業が少ない店舗や自宅から近い職場などを賢く選ぶことで、よりいっそう結婚後も無理なく働くことができるはずです。
できれば人材が足りている職場環境の所を選ぶほうが安心です。子供が小さいうちは、突然熱を出して休まなくてはならないときもあります。そんなときに人が少ない職場では休みにくいです。スタッフ数に余裕がある所なら、急な休みを取るのもみんなに迷惑をかけずに済みます。
周りがフォローもしてくれることでしょう。
街のドラッグストアや大きな調剤薬局に勤めると、土日も出勤になることがあります。家庭に入ると土日はできれば休みが欲しいものです。いろいろな職場があるので、休日についてシフト調整ができたり平日のみ出勤可能だったりする所を探せば安心です。
また男性の少ない職場であり、女性も店長や役職を任されます。給料は上がるものの、その分仕事量は増えて残業しなければならない可能性も出てくるでしょう。家族内での理解や話し合いが必要になってくるかもしれません。
大きな会社では女性も転勤があります。結婚しているからといって転勤を免れるということはなさそうです。家から遠い場所に通うことになる覚悟も要ります。
結婚後も工夫次第で続けやすい仕事ではあります。例えば結婚をきっかけに、正社員からパート雇用に変更する手もあります。そうすれば残業もしなくて良くなりますし、働く時間が短くなって家事育児と両立しやすいです結婚後も続けるには、理解ある職場に思い切って転職するのもひとつです。
ポイントとして、ママの薬剤師がたくさん活躍しており産休育休の取得実績がある職場なら安心できます。転勤がない所、自宅に近く通勤に時間がかからないなどを条件にして探してみましょう。