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薬学部に入学する前に知っておくと良い事とは

2023年03月25日
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薬剤師になる為には必ず指定された養成校に入学する必要があります。それが大学の薬学部なのですが、高校卒業資格で受験する事ができます。入学する為には高い競争率の壁を越えて受かる必要がありますが、それ以外にその道に進む前に確認しておくべきポイントがあります。

薬学部を目指すと言う進路を早めに親に相談する

薬学部のある大学は私立と国立両方あり、専門学校はありません。人材を増やす必要があり、薬学部を作る基準が下がった事で一気に全国各地に私立の学部が増えました。だからと言って入学ハードルが下がったわけではありません。

薬学部を目指すハードルは学力だけではなく、その高額な学費も該当します。国立大学では6年間の学費は300万円~400万円ですが、私立大学では1300万円程必要です。また国家試験合格率は私立で9割と高い所もありますが3割台と低い大学もあります。

国立大学は8割以上で推移しており、学費の面や合格率から国立受験の倍率は非常に高いです。国立不合格の場合、私立も目指すのかを含め、親に早めに相談して意思を統一しておく事が、お金の面もあるので重要となります。親にも心構えと覚悟が薬学部進学希望の場合は必要です。

受験に必須な科目の対策は中学から

薬学部受験の科目は大学ごとに異なりますが、基本的に英語・数学・化学が必須となっています。どれも積み重ねの学習が重要な科目であり、理系を苦手としていたり文系から受験が迫っている時期に薬学部を目指す場合は不利です。

特に化学は中学時代の理科の知識が基礎となるので、高校になってから進路を切り替えた場合は、中学の範囲から学びなおさないといけません。薬学部を目指す場合は、早めに対策を講じておく事が大切です。

薬学部は一般の大学生活を送れると思わない事

学部によりますが、特に医療系の学部は非常に授業コマ数がタイトで、必須科目ばかりなので勉強にあてる時間が自然と多くなります。大学生は人生の春休みと言われる様な生活は薬学部では難しいです。実習やレポート作成も多く、授業を受けるだけでなくこなさないといけない課題もたくさんあります。

バイトやサークル活動もしたりと、大学生活を謳歌していると非常に高度なスケジュール管理が必要です。目指す先は国家試験合格なので、難しいと判断される方は留年となります。

それだけ将来就く仕事は、患者の命や人生に関わる重要な仕事なのです。

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