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薬学部を目指そうか迷う方は知っておくべき事

2023年03月19日
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薬剤師を目指す方は薬学部のある大学に入学する事が必須です。この資格を取得するには、指定された養成校で学び、卒業する事で国家試験受験資格を得られます。この仕事はニーズもやりがいも高いですが、目指そうか迷っている方は様々な覚悟も必要です。

大学受験の難易度は非常に高いので対策は早めに

薬学部の受験は非常に競争率が高く、合格を勝ち取る事が難しいです。基本的に英語・数学・化学が必須科目にしている大学が大半ですが、これらの教科は積み重ねが必要なので進路は早めに決めておく事が大切です。

薬学部を目指す場合は中学から意識して理科などしっかり学んでおく事が、化学の学習効率化に繋がります。大学によっては15倍以上の倍率です。

親には早めに進路を相談しておく事が大切

薬学部のある大学では6年間学ぶ事になりますので、一般的な4年制より2年多く学費を支払う必要があります。この進路については親のサポートありきなので、しっかりと事前に親に相談しておく事が大切です。親は子の進路については全力で応えようとしてくれますが、この薬学部を目指す場合の問題は学費です。

私立大学で6年間で1300万円程必要となります。国立大学は400万円程なので、多くの方が国立大学を第一志望としています。競争率も15倍以上となり難関ですが、もし国立大学受験失敗しても私立大学の薬学部を目指すのか家族で決めておく事が大切です。

親にも前もって心構えと覚悟が必要です。大学はそう都合よく近くにない場合もあり、その際は親元を離れる必要もあります。

薬学部は他の学部の様に大学生活を謳歌できない

大学生活は人生の春休みと揶揄されますが、事実高校生では体験できない事が多数味わえます。サークル活動やバイトもでき、大学の講義も取得する単位を自分で選択して調整できます。遊びも学びも充実していますが、薬学部ではそうはいきません。

目指すのは国家試験合格であり、薬学部では国が指定しているカリキュラムをこなす事が必須です。進級も容易ではなく6年間で留年なしで卒業できる方は7割程です。1年次は基礎医学や生理学など座学中心ですが、授業のコマ数は多く1限目から始まります。

2年次からは実習も始まり、レポート提出も求められるので作成する時間の確保も必要です。勉強と課題で日々圧迫されるので、他の大学生の様にゆとりはありません。以上を踏まえた上で目指すかを決めていく事も大切です。

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