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国家試験に対する情報および勉強法について

2023年03月04日
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薬剤師国家試験の科目内容は、「薬学、薬事法、薬事実務、薬学基礎科学」の4科目から構成されています。配点は1問2点(690点満点)です。合格者の平均年齢は毎回異なりますが、総じて26歳前後となっています。気になる合格率ですが7割程度です。合格最低点は毎回異なっており、合格基準点は設けられていません。今回はその国家試験の内容を含め勉強の仕方までをおおまかにみていきたいと思います。

国家試験に受かるための勉強法とは

合格するための勉強方法としては、膨大な量の過去問や参考書を手にする前に、正解率の高い問題を解き、効率的に勉強を進めることが重要とされています。また、参考書を選ぶ際は、薬剤師として働き始めてからも重宝する参考書を選ぶことがすすめられます。

さらに、試験のだいたいの合格基準を把握しておくことも大切です。最終的には、試行錯誤しながら自分なりの効率的な勉強方法を見つけ、それに基づいて勉強を進めていくことが大切となります。

合格率は大学によっても異なっている

大学によって合格率は変わります。大学によっては合格率が90%を超えるところもあるため、大学の薬学部を選択する時点からすでに国家試験の競争は始まっているといえるかもしれません。ただし、合格率は比較的高いので、最終的には国家試験の傾向を知って、これに基づいた勉強を弛まずにやっていけば合格を勝ち取ることはそれほど難しいわけではないでしょう。

要は、傾向を知った上で、頻出される箇所を重点的に学習する計画を立てておくことです。学部生の間は受験ができないので、学習した内容を残しておいて、卒業後にそれを見直せる状態にしておくと受験が楽になります。

合格最低点に知っておく意味とは

国家試験の合格最低点は毎回異なりますが、一般的には合格最低点は60%から70%前後と言われています。ただし、試験の難易度や受験者の全体的な成績によって、それぞれの年度で異なる可能性があります。そのため最低合格点は全体の平均点よりもかなり低いこともありますし、逆に、最低合格点が平均点を下回ることもあります。

実際にこれまでそれが起こっています。上記でも触れましたが、おおよその合格最低ラインを知っておくことでどのくらいの理解で乗り切れるのか、あるいは、どの程度の範囲まで手を伸ばしておくのが賢明なのかという点がわかります。

なお合格最低点は全体的な合格率にも影響を与えます。合格最低点が高い場合、受験生の合格率は低くなります。逆に、合格最低点が低い場合、受験生の合格率は高くなります。ただし、薬剤師国家試験は一定の合格点を超えた受験者全員が合格するものではなく、合格点を超えたうえで、総合的な評価によって合否が決まるため、合格最低点を目標に勉強するだけではなく、全体的な勉強を心がけることが大切です。

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