ドラッグストアはドラッグという言葉が名前についているので薬を扱っていることは言うまでもありませんが、決して医薬品だけを販売しているお店ではないです。薬剤師として勤務した場合でも薬以外は関係ないとは言えないので事前に頭に入れておくことが大切になります。
ドラッグストアで売っているものという印象が医薬品と並んで強いのが化粧品です。比較的手頃な価格のコスメが取り揃えられていて若い人に人気があります。ドラッグストアで働く場合は化粧品に関する知識まで求められるとなると不安を感じる人も多いかもしれません。
中には高級な商品を扱っているところもあり、そういったところでは特に気を使う必要があります。しかし、ある程度以上の商品を扱っているところは化粧品専門の販売員が常駐しているところが多いです。
高級化粧品は利用者とのカウンセリングも重要になるので専門的なスタッフでないと対応できない面もあります。化粧品の扱いに不安があるなら逆に化粧品に力を入れているドラッグストアを選ぶと専門スタッフに全て任せられる環境になります。
健康関連商品も化粧品と同様にドラッグストアに行けば購入できるイメージの強い商品です。薬でなくても健康のために購入するという点は同じです。薬剤師が店舗に居れば一般のスタッフよりも優先して質問されることもあります。
そんな時に薬ではないので詳しくないですと答えるのは不親切です。お客さんをガッカリさせてしまうことになります。期待されていると感じられる局面でもあるので自覚をもって対応しましょう。
洗剤などの掃除用品やおやつとして食べるスナック菓子などもドラッグストアで扱われています。トイレットペーパーなどの消耗品は定期的に購入する商品です。いわゆる常連客と呼ばれるような人は日用品を目当てに来る人が多いです。
軽い会話などを交わして人間関係を築くことも店舗スタッフの一人として重要になります。スナック菓子などの賞味期限に神経質になる必要のないものばかりではなく、早く食べる必要のある食品を扱っているところもあります。
日用品などの品揃えを把握しておけば常連さんへのアドバイスもできるので信頼関係の構築に役立つことも期待できます。