必見!薬剤師の求人探しを極めるblog

薬剤の専門家が働くフィールドをチェック

2023年01月22日
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

薬剤の専門家の勤務場所としては、病院や薬局、そして企業などがあります。いろんな勤務場所によって薬剤の専門家の役割は異なります。また、その仕事内容についても異なります。働き方にはどんな違いがあるのでしょうか。

病院での役割や働き方をチェック

薬剤の専門家が勤務する場所は病院です。チーム医療のひとりで、複数の医療人が団結して患者さんに合わせた医療ケア(治療)を行います。医師や看護師、薬剤の専門家などはそれぞれ異なる観点があるので、患者さんの状況を見ながら、情報を共有します。

患者さんの意思を尊重することも大事になります。病院で働く薬剤の専門家は、患者さんのカルテを見て、検査や治療データをチェックします。それに基づいて服薬指導を行います。時に医師に処方薬を提案したり、リハビリとしての栄養指導も行います。

病院なので、さまざまな専門家の技術や知識を見聞きできるのはメリットです。

門前薬局での働き方をチェックしよう

門前薬局というと、クリニックの近くにある調剤薬局です。そこでの薬剤師のお仕事としては、医師の処方せんに沿ったお薬の調剤です。それと同時に服薬指導をしますが、患者さんによってはジェネリック医薬品を勧めたりもします。

また、患者さんによっては複数のお薬を飲んでいる方もいれば、アレルギーを持っていたりするので、患者さんとのやりとりは大事になります。服用履歴を把握して、副作用のリスクを抑えることが大事になります。

ドラッグストアでの働き方をチェック

調剤薬局を併設しているドラッグストアの店舗も増えています。そこで働く薬剤の専門家は、調剤のお仕事であったり、OTC医薬品といって医師からの処方せんを不要にしても買える医薬品を販売します。風邪薬や胃腸薬などに関する相談も受けます。

また、他のスタッフとも連携をし、接客販売、品出しもします。ちなみに、ドラッグストアでは在宅調剤型のドラッグストアも展開されています。その場合、在宅医療をしている患者さんのために調剤業務に務めています。薬剤の専門家なので、患者さんの自宅に訪問してお薬を直接届けて、服薬管理を担います。

特に、高齢の患者さんとの接し方には注意を払います。複数のお薬を併用することが多いからです。認知症やうつなどにより、お薬の服薬指導には丁寧さが必要になります。嚥下障害を抱えている患者さんもいれば、ひとりひとりに合わせて調剤方法の工夫も必要になります。

このページのトップへ