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病院で働く薬のスペシャリストの仕事とは

2021年07月05日
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病院やクリニックに行くことは誰にでもあると言っても良いのかもしれません。医療関係者がたくさんいますが、その中には薬のスペシャリストもいます。ドラッグストアにもいますが、どのような違いがあるのかを知っていますか。かなり違った役割がありますので、将来なりたいのならば違いを知っておきましょう。

病院などでは治験を行うことがある

治験という言葉を聞いたことがありませんか。新薬開発の際に必要なことで、興味がある人も多いかもしれません。健康な人だけではなく、病気などの治療をしている人が治験を行うこともあります。このため、病院薬剤師が治験業務を行うことがあります。

薬のスペシャリストですから、治験コーディネーターにふさわしいと言えるでしょう。治験スタッフと協力して、スムーズに治験を行います。被験者である患者さんだけではなく、医師や看護師との連携も必要になりますので、コミュニケーション能力が必要とされます。

救命救急センターで働いていることも

大きな病院の中には、救命救急センターがある場合も少なくありません。救命救急センターには医師や看護師の他に薬剤師もいます。瀕死の状態で運ばれてくる患者さんも決して少なくはありません。

医師や看護師が正確に判断することが求められるのはもちろんですが、人間ですから間違えることもあります。似たような名前の薬もありますので、一刻を争う場面では、言い間違えたり間違って薬を処方することがないとは言えません。

このような場面でも薬のスペシャリストがいれば、間違えることがなくなります。正しく薬を救命救急センターで使うことができます。もちろん、薬の管理なども行っており、とても重大な役割を果たしています。

入院患者へ服薬指導なども行っている

病院内で働いている薬剤師は、病院内の薬の管理はもちろん、入院患者へ服薬指導も行っています。新薬が増えることで、より高い効果が期待できる一方で、副作用にも気を付けなくてはなりません。

入院患者が使っている薬によって何らかの副作用が出ていないのかを聞いたりもしています。患者さんが直接医師に伝えることもありますが、医師に伝えそこなった場合にもこれなら安心です。治療中にきちんと服薬しているのかをチェックしたり、退院後の薬の自己管理指導や生活指導なども行っています。

病院内でもたくさんの仕事をしており、患者さんと接する機会も少なくはありません。

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