薬剤師の求人は今や非常に多くなってきており、それになるために就職活動する人も増えてきています。求人が多いのは嬉しいことなのですが、その反面、求人が非常に多いだけでどの求人がよいのか迷うことも多くあります。ここではそんな求人についての上手な選び方を紹介します。
まず大切なポイントが仕事内容です。薬剤師と一口に言っても、その仕事内容は様々にあります。かつては薬の調剤が主な仕事内容でしたが、最近ではこれに加えて薬の飲み方を患者さんにアドバイスをしたり、健康管理についてサポートするなど、活動範囲が広くなっています。
このため、求人で募集する仕事内容も多岐にわたっているのが現実です。こうしたことから、自分が具体的にどの仕事がしたいのかを見据えたうえで、自分のしたい仕事ができる求人を選ぶことがポイントとなります。これは非常に重要なポイントで、自分がしたい仕事ができれば、採用後は第一線として活躍することができますので、このポイントはしっかりと抑えておきたいものです。
次に大切なのが給与面です。いくらやりがいのある仕事であっても給与が少なければモチベーションは上がりません。末永くモチベーションを保つためには、仕事内容のみならず、給与面についても大切となります。
仕事内容に見合った報酬となっているか、昇進やボーナスがあるか、手当てが充実しているか、などがポイントとなります。また、人事評価システムがしっかりしているかも大きなポイントです。頑張ったら頑張った分だけ給与に反映されていれば、やる気が出て、能力も十分に発揮されますので、こうした点にもチェックが必要となります。
そして忘れてはならないのが採用後のフォロー体制です。具体的には採用後は先輩たちがきっちりと親切・丁寧に指導してくれるのか、スキルアップを図るための研修が充実しているのか、同じ業界で働く人との交流会があるのか、などがポイントとなります。
こうした体制が充実していれば、安定していつまでも仕事を続けることができますが、不十分であれば長く続けることは難しくなります。その意味ではこの要素もとても大切となります。先輩たちの声や口コミなどを参考にして、採用後のフォロー体制について十分であるかどうかをチェックするようにしてください。