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どんな職業なのかを知るための基本情報

2021年05月19日
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薬剤師とは、薬剤を取り扱うプロフェッショナルのことであり、将来の職業として目指している人も多いでしょう。そこで今回は、実際にどんな仕事をする職業なのかということや、資格を取るための方法、そして年収などについて紹介します。

仕事内容や職場の種類が実に幅広い職業

仕事内容については、処方箋による調剤や、患者への服薬指導、そして医薬品の管理や販売などになります。ただしこうした仕事内容は、実際に働く職場によって違いますし、その職場の種類もさまざまです。

どんなところがあるのかというと、「調剤薬局」や「ドラッグストア」といった薬局がまずあります。調剤薬局では、調剤や服薬指導を行いますが、ドラッグストアでは医薬品の管理や販売のほか、レジ打ちなどの店舗業務をする場合もあると言えるでしょう。

そして薬局以外のところとしては、「病院」や「製薬会社」、「行政機関」があります。病院では、調剤や医薬品の管理、入院患者に対する服薬指導を行い、製薬会社では、病院や薬局を訪問して医薬品の情報提供をしたり、開発部門で働いたりすることもあります。行政機関に関しては、学校や保健所などで医薬品や麻薬などの行政指導を行うことになるでしょう。このように、職場というのは多岐にわたりますが、勤務先として一番多いのは薬局であり、全体の6割程度を占めていると言われています。さらに病院は全体の2割程度で、製薬会社は1割強となっています。

どうやったら資格を取ることができるのか

薬剤師になるためには、国家試験を受けて合格する必要がありますが、その国家試験を受験する資格を得るためには大学の薬学部を卒業することが必須です。ただし、薬学部には6年制と4年制があり、それぞれに受験資格を得る方法が異なります

まず6年制の場合は、卒業するとそのまま受験資格を得ることができますし、試験に合格すれば国家資格を取得することが可能です。そして4年制の場合は、卒業しただけでは受験資格を得ることができませんが、2017年度までに入学した人に限って、卒業後さらに大学院で2年間学ぶことで受験資格を得ることできるようになっています。

しかし2018年度以降の入学者に関しては、上記の措置が適用されないので、新たに6年制の大学で学び直すことが必要になるのです。そのため、薬学部を選ぶときは、将来どんな道に進みたいかをしっかりと考えた上で6年制か4年制かを選ぶ必要があるでしょう。

平均年収や男女比はどうなっているのか

薬剤師の平均年収はどれぐらいになるのかというと、2019年の国の調査では男性が600万円で、女性が536万円となっています。サラリーマンの平均年収が400万円程度だと言われているので、それよりも割高な収入が望める職業だと言えるでしょう。

また男女比については、女性が6~7割程度を占めているのが特徴で、女性にとって働きやすい職場が多いと言われています。

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