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感染症の拡大と就職への影響について

2021年01月15日
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長らく売り手市場であると言われていた薬剤師の仕事ですが、感染症の拡大に伴い、同変化したのかを考察することにします。感染症拡大が最強と言われた業界に与えた影響に関して、丁寧に分析を加えていくことにしましょう。

調剤薬局は業績が低迷していること

緊急事態宣言の発令に伴い、人々が病院にかかるのを控えたりした影響で、調剤薬局などは軒並み業績が低迷してしまいました。病院を利用する患者が減ってしまうと、病院に併設されている調剤薬局は利用者が必然的に減少することから、薬の処方の数も少なくなってしまいます。

病院に関しても、不要不急の外出は控えて、できるだけ密を避ける必要性から、患者に通院の回数を減らすなどの指導を行ったりしています。そうした影響もあり、調剤薬局は経営面での悪化という形で感染症の影響に直面してしまっているのです。

薬局やドラッグストアなどとは異なり、病院の患者が主な顧客となります。病院で処方箋をもらい、その足で隣りにある調剤薬局へ立ち寄るという人が激減したために、調剤薬局自体が苦戦を強いられているといいます。

非正規は勤務時間に制約が設けられることも

通常時であれば、調剤薬局は余裕を持って薬剤師の人員を揃えています。しかし、処方箋の数が減少するとなると、余剰の人員を抱えることになります。そうなってしまうと、非正規で働いている人たちは、働く時間を制限される場合が考えられます。

こうした状況もあり、調剤薬局では余分な人材を抱えるのをやめたり、働く時間を調整するなどの対応を迫られている状況です。派遣でも仕事が多いと言われてきた業界でしたが、感染症の拡大の影響を受けたことで、状況は一転しています。

緊急事態宣言の延長が続けば、売り手市場と言われた仕事もその様相に変化が見られることになり、非正規社員は不利な状況に立たされてしまいます。

リモート対応で新たな職場を見つけられる

しかし、近頃はリモートによる需要が高まってきています。例えば、リモートにより服薬指導を行い、薬を処方することが可能になりました。これは、法改正が行われたことで実現したことであり、処方箋に頼らざるを得ない調剤薬局にとっては朗報です。

パソコンを通じて服薬指導を行うことで、対面をしなくても薬を処方することができます。また、薬に関しては宅配業者を利用して自宅に届けられるため、通常通りの営業を行うことができます。

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