現在日本には数多くの職業が存在していますが、その中でも年々人気を高めているのが薬剤師です。資格を要する職業であり簡単に就くことはできませんが、だからこそ働き先の選択肢も豊富であり選べるのは良いことと言えます。人の健康や命に携わる職業であり、責任もありやりがいがある職業の一つということは間違いありません。働き先により仕事の内容や給与など、異なる点は多々あるのでしっかり比較して選ぶことが大切です。
定番の働き先であり人気も高いのはやはり調剤薬局であり、多くの人が働き先として選択しています。難しい仕事内容ではありませんが、業務は多岐にわたることは間違いありません。調剤業務や服薬指導、薬歴管理が主な仕事内容ですが、それだけではなく医療機関との連携をしたり患者の受付や電話対応があったり、レセコンへの入力も行う必要があります。
調剤薬局よりもドラッグストアの方が業務内容が多岐にわたり覚えることが多いことも、頭に置いておくべきです。ジェネリック医薬品やサプリメントのことまで覚える必要があったり、中には雑務もこなさなくてはならないドラッグストアもあります。
勤務時間も調剤薬局とは大幅に異なることが多いので、事前にしっかり確認しておくようにしましょう。正社員だけではなくパートやアルバイト、派遣社員を募集しているドラッグストアも珍しくありません。
医薬品の在庫や品質管理を行ったり、店舗で勤務する薬剤師の管理や指導も行います。調剤薬局や病院の薬剤部、製薬会社の営業所などには配置することが必須となっていて、必要不可欠で重要なポジションです。三年以上の実務経験があることが望ましいとされていますが、特に必要となる資格があったり決まりがあるわけではないので、誰もがチャレンジすることができるのも、良い点ではないでしょうか。
すでに働いている職場に希望を出し、管理職に就かせてもらうという方法か、転職で応募し採用されるという方法があります。どちらにもメリットもあればデメリットもあるので、よく考え適している方を選ぶようにしましょう。
特に定義があるわけではありませんが責任重大な職業であり簡単に就くことができるわけではないので、スキルを積んだり役に立つ資格を新たに取得するということも必要になってきます。