薬剤師として国家資格を目指す場合に多くの人は大学に通いますが、大学に通いながらも勉強の進め方は重要になってきます。大学だからこそできる勉強方法もあるので、ポイントを抑えながら効率的に進めていく事が重要となります。
大学では薬剤師になるための国家試験対策としての勉強を進めていく事が出来ますが、大学だから有効的に活用できる勉強方法があります。その方法の1つに過去問題に挑戦できるという点があげられます。過去問題は大学であれば何年も保管されており、自由に活用する事が出来ます。
そのため何度も過去問題に挑戦することで、問題自体の出題傾向やどのように問題が出題されるのかを理解する事ができます。また問題自体をどのように解くのか自体を知る事もできます。試験問題には考察問題があり、暗記していれば解けるという問題ではないことが多いです。
考察問題独特の解き方を把握することで、より試験対策の勉強に繋げる事ができます。何度も問題に挑戦することで解き方を理解する事ができ、より問題を解く力をつけることができます。
勉強を進めていく中で、授業で説明されても理解できずわからない箇所という物は出てきます。その場合は後で復習したりして再度勉強することになりますが、やはり分からないことを理解する事は負担に感じることも多く、そのまま後で勉強すればいいやと放置してしまう事もあります。
ですが一度放置してしまうと再度取りかかるのがめんどくさくなったり、忘れてしまうということもあります。分からない事はそのまま放置するのではなく、分かるまで勉強したり先生に質問して理解することが大切です。
一度理解してしまえば後は復習となるので、ぐっと勉強する上での負担を減らす事ができます。
大学に通っていると卒業するために卒論を提出する必要がありますが、試験勉強と卒論自体を並行して行うのはとても負担が大きくなります。また大学側としては国家試験を目指している学生が多い事を把握しているので、卒論自体の課題などは早めに進めてくれる事が多いです。
そのため卒論などは後回しにせずに早めに取り組んでしまう事が重要になります。卒論を早めに終わらせてしまう事で、卒業を気にすることなく試験対策の勉強に集中することができます。
逆に試験に合格しても卒論が終わらず、結果大学の卒業が出来なくなってしまっては意味がありません。人は同時に多くの事を行うにも限界があるので、卒論と試験勉強は別に考えて対応することが重要といえます。