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治験コーディネーターになることはできるか

2020年07月15日
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薬剤師として働くのではなく治験コーディネーターとして働く人はたくさんいます。薬剤関係から資格を取り、仕事をするためにはどんな行動を取ったらいいのでしょうか。資格を取るために必要な方法や、具体的なポイントなどを把握してから行動に移したほうがいいでしょう。

看護師からなる人が多いがすべてではない

治験コーディネーターとは、医療機関や製薬会社、患者との間に立って、新しい薬を作るための開発試験として知られる治験をうまく進められるようにサポートする仕事です。治験で成功しなければ、認可が下りないため、治験を成功させることはとても重要といえます。

製薬会社や医療機関、さらに治験を受ける人に治験内容を説明し、心理的なストレスができる限り取り除けるようにサポートをする形です。治験業務がスムーズにいくよう関連部門の調整や担当医のサポート、企業への報告なども行います。

基本的に資格として存在しているわけではないため、資格を取る必要は特にないといわれていますが、医療系の資格を持っている人のほうが有利です。特に看護師が働くことが多いですが、すべての人が看護師出身というわけではありません。

コーディネーターにどうやってなったらいいのか

基本的には治験施設支援機関に所属し、医療機関へ派遣される形が多いです。それ以外には大学病院や研究センターなどの医療機関に所属し、院内治験コーディネーターとして業務を行う人の2種類が存在しています。どの方法をとるのかはその人によって異なますが、現在勤務している職場が大学病院など医療機関であれば、院内治験コーディネーターを目指したほうがいいでしょう。

もしそれ以外の職場で目指しているのであれば、治験施設支援機関に所属する方法を選択したほうが早くなれるでしょう。なお、薬剤関係から治験コーディネーターを目指す場合、基本的な薬剤の知識があることや、新薬に対しての理解力が高いため、治験の内容について具体的に把握しやすいでしょう。

治験コーディネーターの年収はどれくらいか

未経験であれば300万円から400万円、基本的には400万円から500万円程度が主流です。そのため、薬剤関連の仕事としては一般的といえるでしょう。また、待遇などは取り扱っているところによって多少異なりますが、調剤薬局の薬剤師よりも自由度が高いと感じる人が少なくありません。

住宅補助などの福利厚生が充実している企業もあるため、働きやすいと感じる人は多いでしょう。また、治験とはいえ経験者や管理職などによって、高い年収をもらえる可能性が高いこともあります。

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