薬剤師になるためには様々な道筋があります。どうしても予算の関係で大学に進学できなかったような人たちには別の道筋も用意されています。それは実際に薬剤関連のお仕事で、働きながら薬剤の資格を模索するという方法です。長い時間がかかりますが、やる気さえあれば克服できるのではないでしょうか。それだけやりがいはあります。
薬剤関連で働くためには大別して二つの道筋があります。一つの方法としては6年制の大学の薬学部を卒業してから薬剤の国家試験を受けるという方法です。もう一つの手段は4年制の薬学部を卒業してから、さらに2年間大学で薬学のお勉強をするということです。
こちらも合計6年間で薬剤の国家試験を受験できるようになります。つまり薬剤師になる最短コースは大学で6年間薬学を勉強するということに尽きます。6年間で一体どのくらいの費用がかかるのでしょうか。それは進学する大学の種類によって変わってきます。
まず国公立大学に進学する場合ですが6年間でおよそ350万円ほどかかります。これには入学金も含まれます。また私立大学に進学する場合では寄付などがありますから6年間にかかる費用が跳ね上がってしまいます。一般的に言われているのは6年間で約1200万円くらいの費用がかかってしまうということです。
この二つを比較すればどちらが良いかは一目瞭然です。能力のある人は是非国公立大学を目指して勉強いたしましょう。
薬剤関連で働くためには国家資格が必要です。試験は一年に一度だけ全国各地の主要都市で開催されます。その前に大学の薬学部で6年間の薬剤師養成課程を修了することが条件となっています。それ以外の学部では受験資格が生まれないことに注意が必要です。
今の大学の薬学部は全て6年制に変更されてしまっています。その昔は4年制の大学の薬学部もありました。
ところが薬剤のお仕事は人の命に関わるような大切なお仕事であるということから、その基本的な教育期間が延長されたのです。法律の改定に伴い今では全国各地の全ての大学にある薬学部が6年制となってしまいました。6年制の大学とはつまり大学院に進学することと同じ長さということになります。
四年間勉強したら大学院に進学して2年間勉強しますので合計で6年間勉強するということになります。大学の薬学部ではその全てが6年制となってしまっています。6年間で一体どのくらい大きなお金が必要なのでしょうか。
国公立大学では6年間で350万円くらいのお金がかかってしまいます。これに対して私立大学では6年間で合計1200万円ほどの費用がかかります。
