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スキルアップの方法としての留学という選択肢

2019年04月26日
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薬剤師として、スキルアップする方法には様々なものがあります。その中に、留学という選択肢もあり、その選択肢を選ぶ人も少なくないようです。そのような際に何に気を付ければよいのかなどという事を海外に行く前に把握しておく必要があります。

海外で薬学などを学ぶ意義とは何か

薬剤師として働きながら、もしくは薬学部に通いながら留学して様々な知識などを学ぶ意義は何なのでしょうか。大きな意義の1つは、実践力を重視した教育を受けられるという点です。海外では、習うより慣れろという教育方針を取っている所が多く、座学などでは学べないような実践的な技術などをどんどん学ぶことが出来ます。

また、留学を経験している人でなければ分からない日本が抱える問題などを把握し、それに対応することが出来るようになるという点も留学しないと得られない事柄です。留学先で実践的な技術や現場を知ることにより、日本にいたままでは何気なく行っていたことが当たり前ではないという事に気づくようになります。

問題意識を高く持つことにより、間違っている所にすぐ気づき、改善していく力を身に付けることが出来ます。

実際留学する際に気を付けること

では、実際に留学する際にどのような点に気を付ければよいのでしょうか。まず気を付けて欲しいのが、薬剤師の資格は発行された国でしか効果が無いという点です。このような医療関係の仕事は、人命に直接関係する仕事になるので、その国のしかるべき機関に認められている人でなければ職に就くことが出来ません。

なので、日本の免許を持っているからといって、現地の調剤薬局などで調剤業務を行おうとしても直ちに行えるというわけではない点に注意しましょう。また、語学力という点も課題の1つになります。日常会話レベルの語学力はもちろん、薬学などの専門用語が多い分野になるので、そのような言葉も学習しておく必要があります。

日本では、そのような専門用語の外国語の勉強が出来る所はあまり多くないので、自分で参考書などを用意する必要もあります。

どのくらいのお金を用意すればいいのか

また、気になる点の1つに留学費用があると思います。一般的に、短期間の研修等なら100万円程度、大学に入学するなら300万円程度かかるようです。これはあくまで研修費や学費のみの金額で、これ以外にも生活費などが加わります。

ある程度の資金を貯めておき、何か向こうでトラブルがあった時にも対処できる金額を用意すると同時に、トラブル解決のための知識なども身に付けておく必要があります。

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