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薬剤業務で病院に勤めるメリットとデメリット

2019年01月19日
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病院に勤務する薬剤師の働きがい、あるいはメリットとデメリットについては、勤務する病院のスケールや種類それから、仕事の内容によって異なってきます。それから、そのことにともない年収相場に関しても違ってきます。

病院で働くことで得られるメリット

病院で勤務する場合の主だった業務内容である医師とタッグを組んでの病棟に関する業務では、病を患っている方に対して取り組みながら臨床医療へと携われることが魅力です。調剤薬局もしくはドラッグストアの就労では病を患っている方の病状もしくは医師の治療方針を見極めることは困難ですが、病を患っている方と向き合いながら踏み込んだ服薬のための指導を行うことができる所は、病院での働きがいに結びつきます。

その結果、カルテを確認しながら病を患っている方と密接に関わることを通じて、医療人としての誇りを感じ取ったり、或いは現場で戦力として働ける機会にもつながります。

病院で就業する場合のデメリット

原則として病院で働く場合は4週8休の勤務スタイルとなります。ですので、夜勤もしくは日直当番があります。そして、勤務時間や勤務日数が非常に長くなる場合が多いといえます。

それに加えて、調剤薬局もしくはドラッグストア勤務の場合よりも年収の相場が低いと言われています。それから、病院で勤務する場合の求人募集につきましては、新卒といった定期採用の事例が非常に多く、転職者に向けた求人募集に関しては、欠員補充だけであることが多くなります。

そのため、求人倍率が非常に高いのが特徴となります。更に新卒や院生から勤務に就いてきた経験年数もしくはキャリアの長い人が多数いることから、直ぐ病棟勤務へと携われるとは言い切れません。

病院の種類によって特徴が異なる

民間の病院へ勤務する場合の年収の相場については、30歳くらいで350万から400万円ほどです。あらためていうまでもなく、病院の種類や運営の状態などによって違ってきます。一般的に見て急性期型病院においては、広い範囲に亘る症状のたくさんの患者の医療を実行するために、取り扱う医薬品も非常に多く、多様な経験ができることが特色になります。

その一方、勤務する時間が非常に長く、年収額が低めとされています。さらに、療養型病院においては時間外の仕事が少ないにも拘らず、年収額が高い傾向が見られます。他方で、定められた患者に向け同じ様な医療だけを長期にわたり継続し、患者と共に継続して病気と対峙し続けるため、スキルの幅がせまいという面もあります。

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