薬剤師を目指そうとした時、資格の取り方がわからず勉強ができないという人もいます。最近では、種類もあるので国家資格以外にも主催団体ごとに資格が存在しているので、知っておくと良いです。まず、必須で必要な資格は国家資格です。
そもそもこれを持っていないとその業務に就くことはできません。医療に関わる職種になるので、しっかりとした国家資格が必要になります。次に、資格を取るためにはどうしたら良いかという部分ですが、二段階必要になってきます。
まずは、薬学が学べる大学を卒業することが条件です。全国でもそこまで多くはありませんが、様々な大学で薬学を学ぶことは可能です。そのため、こうした大学でまず薬学を六年かけて学び、調剤薬局での実習を含めた幅広い知識と技術を習得していきます。
この行程をしっかりと修了して、卒業もしくは卒業見込みの場合に国家資格を受ける資格が与えられます。そして、国家試験を受け、合格すれば晴れて資格を取得することができます。試験の内容としては、毎年三月に二日間行われ、物理や生物など化学分野、衛生、薬理や薬剤、法規や制度などの倫理問題など幅広い分野から出題されます。
ただ、きちんと学校で学んでいればそこまで難しいことはなく、七割から九割合格します。しかし、試験自体は年に一度なので、しっかりと勉強していなくては不合格となり、その一年を棒に振ってしまいます。試験に合格し、申請をすると名簿に登録してもらえるので、免許を付与されたということになります。
また、この免許は更新しなくてはいけませんが試験などはなく、有効です。そのため、一生ものの資格として取っておくと非常に便利です。最近では、認定薬剤師という資格の需要が増えてきています。近年、医学や薬学が高度になってきたと共に専門化してきています。
そのため、深い知識が必要となってきているので、認定制度を設けるようになってきています。研修を受けたのち有効期限付きで証明をもらえるので給料などにも反映されていきます。